「より自分らしく生きることが大事」
「「みんな一緒にさせる」という世間のルールに沿って生きてきた。どうしても、人と違っていると貶められ、イジメられるのが日本」
「なにか違うと思っていて……。私には私の生き方があるし、みんなはみんなの生き方がある、それでいい」
「性格ブスにもなりたくないから。悪口でも何でも受け入れられる度量のある人になりたい」
「本当の自分を出さないように、出さないように生きてきた」
「みんなが求める「氷川きよし」に徹してきた」
「その中に収まらない「自分の性分」」
「自分は生きていちゃダメなんだと思ってしまうくらい、コンプレックスを抱え続けてきた」
「本当に有難かったんですけど、楽しいと思えたことは正直なかった」
「周囲のプレッシャーがあって、期待に応えようと思うほど、体調を崩したり具合が悪くなって、パニックを起こして精神的に落ち込んだりした」
「ようやく歌が楽しいと思えるようになった。今みたいに自分に素直に生きるようになってからはすごく幸せ。自分という存在が裸になっても、私らしく生きていればいいじゃない。より自分らしく生きることが大事で、そうなった時本当に輝ける」
「どう生きるかと考えた際、もう世間にどう言われようが、足蹴にされようが、しっかり確信をもって表現していこうと決意した。もちろん、今後もみんなが求める「氷川きよし」もやっていきたいけれど、ひとつの色だけではまとめられない。さまざまな色を出しながら、表現していきたい」