「自分自身がこうした病気をつくった」
「説明を受けるときは、許可を得て録音や録画をすること。先生のお話をすべて覚えていることはなかなかできないですし、今回はコロナ禍で家族も診察室に同席できなかったのでなおさらです」
「胃がんになってつくづく思ったのは、「粗末に扱ってごめんね」という自分の体への謝罪と反省です。私の場合、「自分自身がこうした病気をつくった」と思っています。まず、父方にも母方にも誰もがんになった人がいないんです。さらにコロナ禍に見舞われて、生活が乱れに乱れました」
「「明日までにこれをしなきゃ」ということもないから、朝までダラダラ映画を見たり、お酒を飲むことが増え、不安や不満もたまる一方。食の乱れやストレスはがんのもとだと知っていたのに、「自分はがんの家系でもないし、健康だから大丈夫」と過信していた」
「ある意味、胃潰瘍になってよかったと思っています。そして、見過ごされてもおかしくないほどの初期がんを見つけていただいたことに感謝しています」