ちゃんとまじめにやっていたら、見てくれている人って本当にいる
「話が具体的に実現していくとだんだん怖くなってきて、その時はお断りしたんですけれども、地元で就職して社会人経験をしていくうちに、何か違うかなという感じが起こってきました。」
「シフト通りの生活が一生続くのかと思ったら、15歳で東京に行って仕事をするのを想像して感じた怖さよりも、このまま人生が終わってしまうのかもしれないという恐怖のほうが、大きくなってしまった」
「自分の中で思い描いていたキラキラした芸能生活とは異なり、毎日毎日、食べていくためだけのバイトに明け暮れていました」
「自分の中でも、『女優』ってはっきり言えなかったんですよね。確定申告の時に、職業を書く欄で、女優って書くのが恥ずかしかった」
「コツコツとキャリアを積んだ」
「吉報が来た時に、自分がやってきたことが肯定されて、認めてもらえたというか、自分の居場所はここでいいんだよと言ってもらえたような気がして」
「誰かに認めてもらいたくて、女優をやってきたわけではなかったんですけど、ちゃんとまじめにやっていたら、見てくれている人って本当にいる。大丈夫って周りの方からも言われて、その証をいただいて、次につながったお仕事もありました」