「あの頃は好きだったけど、もう好きじゃない」と言える自分を大切にしたい

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なぜか私も“子どもは3人設定”で話が進んでいくっていう(笑)。それがまたジワジワとプレッシャーになったりして

いろんな人がいろんな言葉を届けてくれた、私の29歳。それはありがたいことですがその言葉に耳を傾けすぎるとパンクしてしまう……。誰かに何かを言われるたびに気持ちがあっちへこっちへ行ったり来たり。私の“呪い”が解けたのはそんな日々に疲れ果てた

「30歳までに」をあきらめた瞬間、心がふっと軽くなった→「手放した」ってことね

20代のときは「20代の今じゃないとできないことがたくさんある」と思っていたけれど、この世にそんな制限は存在しない。前は年齢を重ねることをとても怖く感じたけれど、それも今はスッと消えました。この先の人生を考えると30歳はまだまだ若い。だからこそ、自分一人の人生をもう少し楽しみたい。正直、今は結婚も「まだいっか」の気持ち

人間は年齢で大人になるわけじゃない。30歳になった今も私は相変わらず未熟なまま。だからこそ、周りの声に耳を傾けることは大事だと思っています。でも、すべてを取り入れるのではなく、無理せず背伸びせず、その中から本当に必要なものを選べる自分でありたい

アイドル時代の私は「トマトが好きです」と一度言ったら「永遠にトマトが好きな自分でなくてはいけない」と思っていた。でも、今は「あの頃は好きだったけど、もう好きじゃない」と言える自分を大切にしたいと思う。理想の自分になりたいから、周りの期待にこたえたいから、同じ失敗を繰り返したくないから、人は皆「こうじゃなきゃいけない」という呪いを自分自身にかけてしまうことがある。でも、それは自分を幸せにするどころか苦しめてしまうこともある。それに気づけた今の私は自由に歩ける