人生の主人公は「わたし」

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そちらのほうが面白そうと思えば秒で帰国します。『登ってた山がやっぱ違ったから、恥ずかしながら帰ってまいりました、どうぞ笑ってください』で、すべておしまいです。そこにプライドなんて一切ない。なんでみんな、山を下りることを、そこまで恐れるんでしょう

身体の健康を気遣うように、自分の意思や感性をもっと大切にしてあげてほしいんです。人生は本当に一度きり。時間はあっという間に過ぎ去ってしまう。山登りの途中で大雪や台風に遭遇することはあっても、自分に正直に生きるってことは、基本的に心はずっと晴れ晴れとしたものです

樹木、葉っぱたち、太陽、最高だよ~」と、ただただ街歩きを楽しむようなとりとめない内容

憧れられたいのか、笑わせたいのか、どう見ればよいのか。率直に聞いてみた。 「お好きなように楽しんでください。僕の人生のモットーは『主演=俺、プロデューサー=俺、観客=俺』なんです。3者は同じくらいの比率で、存在してるんです。だからまず他人がどう思うかではなく、自分が納得いっているかどうか。だから皆さんは、それに憧れるもよし、笑うもよし、馬鹿にするもよし、ご自由に楽しんでもらえれば

要は相当ねじ曲がっている。実はこんなにねじ曲がってたんですよってことを、人生の折り返し地点である45歳のアニバーサリーにちゃんと言葉にしたくなった。だからエッセーも出版しました。半分は自分であとから振り返るため。半分は何か、読んでくださる方々のお役に立てれば

夢って、要はおませな子どもが『今日はカレーを作りたいと思いま~す』とか言ってる“おままごと”なんですよ。それを分かって楽しんでくれている人もいれば、その子どもに対して『いやいや、具材を入れる順序が間違っているから』って本気で言ってくる人もいる。自己演出に対してこんな反応をしてくれるんだと面白がれるんです」 「ネットに悪口を書き込む人って、それが趣味なんですよ。他人の趣味にどうこう言うつもりは毛頭ないし、話題になることも含めて僕の“おままごと”なんで、どんどん楽しんでほしい

多少できる気になっていたけど、実際はまったく話にならない状況だったとその一言で気づかされた

英会話というキャッチボールを始める以前に、グラブのつけ方すら分からない人たちだって大勢いると思うんです。僕みたくストイックな勉強が苦手な人もいる。『また今日もサボったなー』。それでも、諦めず頑張っていくしかないんです。英語を話したいのは自分なんですから。そんな僕らでも取り組める、ゆくゆくは文部科学省の方からも注目されるくらいの、新しい英語の勉強の仕方を日本に広めたい

大した才能がないのに、才能がある方たちと同じ空間を共有できることこそが僕の才能

代わりはいくらでもいるし、このまま同じことを続けてもワクワクしない。40歳から60歳までの20年間を人生で一番ハチャメチャしたくて、別の山を登ることにした

別に軽いノリで夢を追いかけたっていいでしょ?って思うわけです。ノリは軽くたって、どれだけ自分を信じて突き進めるかが大切。詳しくは知らないですけど、あのライト兄弟も『鳥みたいに飛べたらいいなー』っていうノリから入ってそれを強く信じて貫いたから、飛行機を作れたのだと思う。誰よりも僕が、僕の一番のファンとして、僕の物語にワクワクしていたい

どうしてみんな、頂上に到達することばかり注目するんだろうね」と綾部は首をかしげる。 「登山の途中でおいしい湧き水や神秘的な洞窟に感動することもあれば、熊に襲われかけて震えることもあるでしょ? そんな途中の風景を、ただただ楽しんだっていいと思うんです。たとえ5合目で下山しても景色を見た経験はなくならない」 「もうそれだけで山に登ってよかったと思えるような素敵な出会いだってある

自分の感性に正直に生きてきた