「頑張った分だけ人は自由自在になれる」

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5年間は「踊りを極める」という目標を自ら設定し、努力を重ねます。

生まれて初めて無我夢中になれた

ところどころできちんと努力はしているものの

“就職するまでは、人生流されてきた”という感覚は、多くの人に当てはまるものかもしれません。自分が本来やりたかったことを実現できる職業に、最初から就ける人など、本当にひと握り。それは動かしようのない事実

本当に怖いのは、そのまま流されていくうちに、本来やりたかったことを忘れてしまうこと。学生時代にはきちんと描けていた夢を、仕事をはじめて数年経ったらすっかり意識しなくなっていた、なんてことはありがちです。その点、大野は、自分のやりたかったことを忘れませんでした。

仕事もきちんとやりながら。特に誰かに公開する予定もなく、勝手に、

誰かに強要された締め切りがあるわけでもない状況で、大野は「2006年9月までにフィギュア100個を作る」と自ら期日を決めて創作

出来なかったら、やっぱ自分に嘘つくことになる

出来ないと思ってても、結局本番では出来てる

 仕事で、きちんと何かを達成したという成功体験が、趣味のアートをする時にも活かされて「出来るはず」と思わせる効果を生む

好きなら、やり通せばいいじゃん! ってこと。(中略)捉え方の問題だと思うけど、でも結局『好きか嫌いか』『興味あるかないか』じゃない?  絵を描きたいなら、描いてみて『あ……好きかな、興味あるかな』って思ったら続けるだろうし、『あんまり……』っていうなら、それは才能がないんじゃなくて、興味がない

他人が振り返れば、アートに費やしていた時間は準備にも感じられますが、「好きなことを必死にやっていた時間」が多く積み重なっていったという感覚のほうが近いかもしれません。それは決して“下積み”といった重いイメージではなく、“好きなことを必死にやっていた時間”が積み重なり、夢が実現したとき、結果的にそれまでの時間は“夢のための準備”と呼ぶことができるようになる