キトルシロップ

・キトルシロップ(キトルヤシ花蜜)

キトルシロップ(糖蜜

キトルシロップはキトルヤシ(孔雀椰子)の花房から採れる花蜜

キトルシロップはメープルシロップのような味と香りが特徴

他の甘味料や蜂蜜と比べてGI値が低め

アイスクリーム、コーヒー、紅茶、パンに塗るなど様々な用途に使用できます

生産国:スリランカ

黒蜜によく似た風味が広がり、それでいて後味はすっきり

キトルシロップは、医者が糖尿病患者に勧める甘味料として、アーユルヴェーダにも使われている

熱帯雨林に自生し、葉が孔雀の尾を広げたような形をしたキトルヤシ(孔雀椰子)の花房から採れる花蜜

スリランカの伝統的な甘味料として、現在も料理やヨーグルト、アイスクリーム、紅茶などに幅広く用いられている

・自然の恵み、キトルシロップ

豊富に含まれているビタミンB群のイノシトール

肝臓に溜まった脂肪やコレステロールを排除する作用や、糖尿病による神経障害を発症している人に対して、神経の機能を改善する効果が認められている

100gあたりわずか275kcalと、砂糖やハチミツなどと比べても低カロリー。農薬はもちろん、化学肥料も一切使っていない

キトルシロップには酵母が入っていて、ビンに詰めるとガスが発生して爆発してしまう。そのまま置いておくだけでもお酒になってしまうほど、とにかく日持ちしない

生産農家は、いろいろな甘味料を入れることによって酵母の動きを止めて、賞味期限を長くしている

蜜の採取から精製にいたるまで、すべてにおいて手作りです。男性は10m以上の高さにもなるキトルヤシの木によじ登り、花の蕾にナイフで切れ込みを入れ、こぼれ出た蜜を採取します。この作業は1本の木につき1日2回まで。取った蜜は、女性が16時間もかけて薪で煮詰めてゆきます。1本のキトルシロップを完成させるには、キトルヤシ6本分の花蜜が必要となる

100%ピュアのキトルシロップを作るには、手間も時間もかかる

木登り職人が孔雀椰子に登って、じっくりゆっくりと時間をかけて花蜜を採取します。採集した花蜜は煮詰めることで、より濃いシロップとして仕上がります