「反応」に気づき、手放す = 過去でも未来でもなく、いまを生きるということ
「「考える前に、つい思ってしまうこと」さえも止める」
「粗大な対象の「名前」「形態」を述べる言葉を捨て、本質的に観ることができるようになる無尋三昧」
「「反射」という言葉からは、「考える前に、つい思ってしまうこと」といったニュアンスが感じ取れます」
「反射が生まれる瞬間に気づき、ついつい反射的にしてしまう癖を手放していこうという練習」
「たとえばピーマンを見た瞬間に「嫌い」という反射が起こってしまう人もいるでしょう。名称も形態も、ピーマンが含む栄養素といったメリットも置き去りにして、どんな思考よりも先に起こってしまうのが「反射」とするなら、これを取り除かない限り物事を本質的に観ることはできません」
「反射が無いようにすること(無伺三昧)ができれば、全ての物事は心を波立たせることがなくなり、自然の完全な平衡状態へと戻っていく」
「平衡状態とは1.16節で述べられたように全てがサットヴァ(純粋)で非顕現の状態ということ」